KTM 990SM-T パワーコマンダー・キャリブレーション編 !

パワーコマンダーを取り付け、その後いろいろとセッティングしなくてはなりません

まずはPCにパワーコマンダー付属のソフトをインストール

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次にキャリブレーション!(我々の業界では”較正”といいます)

「計測器具の偏りを基準量によって正すこと」だそうです

これを行わないと正しいセッティングが出来ません

 

まずはPCとパワーコマンダー本体をUSBケーブルで繋ぎます

その後…

 

①スロットルポジションの取得

②スピードインプット設定 

③ギアポジションの入力


他にもありますが上記3点は必ずセットしなくてはなりません

 

 

そして初めてエンジンを始動

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アイドリング1505回転と表示されてるのがわかります

 

今のECUマップを吸い上げて見ました…

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次にアクラボマフラー(バッフルなし)のマップです

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ねずみ色の濃い部分を見比べるとノーマル(上)よりもアクラボ用(下)の方が

マイナスの数字が大きいのがわかります(燃料噴射量が少ない)

やはりこの回転域で”濃い”状態だったようです

ちなみにアクラボ用(下)のマップでエンジンを掛けたらアイドリングが若干上がり

レスポンスも良い感じ! 

これは実走でも期待できそうです       

 

実走とセッティングは次回…